定年後の仕事をどうするか?
定年後に向けて早く準備に入らないと、あなたは手遅れになります。
結論から言うと、定年後はプログラミングがオススメです。
我ら中高年世代は、60歳、定年後に備えるために、今から何をどう準備すればいいのでしょうか?定年後のキャリアプランを説明します。
定年後はどうしようかな?
再雇用で会社に残るか?
何か資格を取って違う業種に転職できるのかな?
どれくらい老後の収入って必要なんだろ?
まだぜんぜん、具体的なイメージがないんだけど・・・・
今回は、そんな疑問にお答えします。
IT業界歴25年
50歳を過ぎて、定年後の進路を検討している筆者が、自分の具体的なプランをもとに説明します。
目次
定年後、60歳からの仕事はプログラミングがオススメ
結論から言うと、世の中の動き、就労人口の需要と供給の観点から、
また、あなたのこれまでのキャリアを活かして、主体的に安定した仕事をするなら、
60歳定年後は、プログラミングが有力な選択肢です。再雇用制度で同じ会社に残りつつ、副業でプログラミングでも可能です。
今回は、プログラミング以外のお仕事も含めて、選択肢を幅広く検討しながら、自分に合ったキャリアプランを考えるきっかけになれば幸いです。
定年後の就労状況
ところで、人間は何歳まで働けるのでしょうか?
※健康寿命:厚労省「第11回健康日本21推進専門委員会」資料(平成28年)より
※平均寿命:厚労省「平成28年簡易生命表」より
健康寿命が70歳を超えているので、個人差はありますが、
元気に生きるためには、適度に働かないと健康寿命が縮まるので、就労年齢は75歳までを想定します。
年齢階層別就業率からみた状況
総務省の調査「年齢階層別就業率からみた状況」によると、
65歳以降も働き続けたい人は多いが、60歳代後半の「男女計の就業率」は40%弱に留まっています。
つまり、65歳以上の人の半数が、働きたくても働けない状況です。
いつまで働きたいか
働きたい人の約70%は、「70歳以降も働けるうちは、いつまでも働きたい」と考えています(上表を参照)。
また、高齢者が仕事を選ぶ際に最も重視することはなんでしょうか? それは、以下のとおりです。
定年後に仕事を選ぶ際に最も重視すること(優先度順)
①一定の安定した収入
②経験が生かせること
③体力的に軽い仕事であること
④勤務時間が長時間でないこと
⑤通勤時間が短いこと
⑦年金が減額されないこと
⑧仕事先を探すのが容易であること
資料:内閣府「高齢者の経済生活に関する意識調査」(平成23年)対象は、全国60歳以上の男女
高齢者は、「自分の経験を生かせる仕事をしたい」と考える人が多いのですが、
その一方で、60歳代前半のみならず65歳以上の人でも「収入を重視」する人が増えています。
ただし、①~⑧をすべてを満たす仕事を探すことは難しいので、高齢者ができる仕事は限られてくるのが現実です。
60歳定年後の選択肢
60歳定年後の就業の選択肢は、何があるのか? だいたい以下のとおりです。
①今いる会社に再雇用で残る
②同業の他社に転職する
③他の違う業界に転職する
それでは、順に解説していきます。
①今いる会社に再雇用で残る
再雇用制度(または、勤務延長制度など)とは、一度退職して再び同じ会社に残って嘱託などで就業を継続する方法です。
企業は退職者が希望すれば再雇用することが義務化されており、これが最も鉄板のコースです。
慣れた会社、環境で定年後も業務継続するのは無難でしょうが、収入面を含めた処遇は大幅に変更されます。
再雇用された大半の人は、年収は退職前の約2~5割ほど減額されます。
役職もなくなり、かっての部下の配下になるなど、ストレスや抵抗感を感じることもあるでしょう。
仕事はレベルダウン、仕事がないと「いるだけの存在」になりがち、
まわりとうまくやるには、「何でもやるよ」的な姿勢で、謙虚に自己の役割を自覚し、周囲に気を配るなど配慮が求められます。
②同業の他社に転職
これまでの業界での経験を活かして、他社に転職するコースです。
転職サイトを通しての会社を紹介してもらう。
これは、なかなか難易度が高く、年齢制限があるので正社員ではなく、アルバイトやパートになるケースがほとんどです。
シルバー人材センターなどは、ほぼボランティア的なものが多く、多くの収入は見込めません。
唯一例外なのが、プライバシーマーク(Pマーク)やISOなどの審査系のお仕事です。
審査員の資格を取得するのに、研修費用と時間がかかるのが難点ですが、資格取得して審査会社に入社できれば、70歳ぐらいまで働くことが可能です。
ただし、定員の空きや審査会社とのコネがないと、なかなかなるのは大変です。
興味のある方は、以下のリンク先をご覧ください。
プライバシーマーク(Pマーク)審査員
>>一般社団法人 日本情報経済社会推進協議会の制度案内
QMS審査員
>>日本要員認証協会
③他の違う業界に転職
定年後、高齢者に人気のある仕事5選は以下のとおりです。
【高齢者に人気のある仕事5選】
- 施工管理技士
- 税理士・税理士補助
- 自動車整備士
- 医療事務
- 製造業
どれもそれなりの特別な資格を取得するのとその業務の経験が求められます。
今自分がいる業界との関連性が少ない場合、退職前に資格取得しても、その業界での実務経験がないので、60歳定年後に仕事につくのは相当厳しいです。
あと番外編では、
- マンション管理
・・・マンション管理士の国家資格が必要です。合格率は7~9%の難関ですが、高齢者には向いている仕事なので挑戦してみる価値はあります。 - 警備員
・・・意外と求人はありますが、野外の仕事は体力勝負なので、高齢者には厳しいでしょう。 - タクシー
・・・普通自動車第二種運転免許が必要ですが、タクシー会社に入社すれば、会社が受験費用を負担してくれます。60代デビューも珍しくないです。 - 事務職
・・・事務職は体力的に負担が少ない仕事ですが、RPAやAIに置き換わるので求人は減り、求人応募の倍率は高くなるでしょう。
安定した収入で、かつ、これまでの業務経験がいかせて、体力的に軽い仕事はなかなかありません。
他の違う業界から転職するには、どのお仕事も簡単ではないようです。
60歳定年後のオススメはプログラミング、副業でも可
やはりこれまでの自分の業務経験を活かすならプログラミング、特にフリーランスのWebプログラミングがイチオシです。
今後、ますますITは発展していきます。
そのIT業界で、プログラミングのお仕事はまだまだ人間の手が必要です。
また、これまで自分が培ってきた業界の業務経験を生かして、システム開発のスキルを習得し、
プログラミングの技術を定年前に習得しておけば、60歳定年後、退職後も主体的に仕事をすることができます。
どんな業界でもITを利用してるので、そこの業界のIT分野において、これまであなたが経験してきた業界の業務知識が必要なのです。
その業務知識と、あなたが新たに習得するプログラミングの技術を融合させて、付加価値の高いWebシステム開発に活かすのです。
そうすれば安定した収入で、これまでの業務経験がいかせて、デスクワーク中心の体力的に無理なく働ける環境を手に入れることができます。
高齢者でもプログラミングはできるのか?
⇒できます!
実際に、82歳でiPhoneアプリを開発した若宮正子さんのような事例もあります。
>>世界最高齢アプリ開発者・若宮正子 80代の勉強法
始めるのに遅すぎることはありません。
60歳定年後は、再雇用で同じ会社に残って仕事をしつつ、副業としてプログラミングで収入を確保するのがベストプランです。
また、後で触れますが、定年後に年金をもらいながら、フリーランスとしてプログラミングで稼ぐことができれば、
年金は減額されずに、フリーランスで稼いだ金額はそのまま自分の収入になります。
IT業界以外の方でも、その人にやる気さえあれば、プログラミングの技術を習得することは可能です。
次章の「プログラミングの習得方法」をご覧ください。
ただし、水を差すように申し訳ありませんが、全ての人がプログラミングができるわけではありません。
中にはプログラミングが不向きな人もいますので、自己の適性をよくよく見極める必要はあります。
>>プログラミングの適性がない人の特徴3つ
プログラミングの習得方法
プログラミングの習得方法は以下のとおりです。
- 書籍で独学する
- オンライン教材で独学する
- プログラミングスクールを利用する
それでは、順に説明します。
書籍で独学する
書籍で独学する、または、プログラミングスクールに入学する前に書籍で前提知識を学習するのに最適な書籍の紹介です。
オンライン教材で独学する
プログラミングを学べる初心者向けのプログラミング教材などの学習サービス(月額1000円前後と安い!)
筆者もこのサイトでHTMLとCSSを習得しました、とにかくわかりやすいです。
自分がプログラミングの適性があるか、向いているかどうかを無料で気軽に体感できます。
無料で学べるコースあり、平均1コマ3分なので、効率よく、飽きないで継続できます。
動画で講師の音声説明があり、ちょっと事務的な語り口調ですが、逆にそのスマートさが私は好きです。
豊富なカリキュラム、講座が用意されています。
講師の音声説明はなく、画面をスライドしながら学習していくスタイルです。
マイペースにじっくり理解したい人には向いているかもです。
無料プランがあり、基礎レベルのレッスンを受講することができます。
プログラミングスクールを利用する
初心者が書籍だけで独学して、プログラミングをマスターするはかなり難易度が高いです。
書籍は事前に前提知識として学ぶなら必要なものですが、それだけでプログラミングを完全習得することは、ほぼ無理です。
オンライン教材での独学は、自分である程度手を動かして体感して、プログラミングを理解することはできますが、
実際に仕事で使えるレベルにまで到達するには、かなり時間と労力を要します。
また、自己流で理解してしまうと、仕事で使えない方向に進んでしまったり、かなり遠回りになるリスクがあります。
やはり、ある程度経験のある人から教えてもらうプロセスがないと、IT業界で仕事ができるレベルにはなかなか到達しないでしょう。
プログラミングは複数の技術を複雑に組み合わせて、トータルで動く仕組みを作るものです。
その複雑な組み合わせの「つなぎ」の部分であったり、開発した後のテストのやり方のノウハウなどは、書籍やオンライン教材だけで独学して習得することは、私の経験上で不可能だと思います。
なので、初心者の方は、書籍でITの一般常識や前提知識を学んだ後に、オンライン教材で基本的な動作や文法を学び、プログラミングを体感して、自己の適性を見極めます。
ここまでやって、それほど抵抗感を感じなければ、いよいよプログラミングスクールを使って、本格的にプロの技術を学ぶダンドリに進むがいいのではないかと思います。
それでは前置きが長くなりましが、プログラミングの初心者が学べる、筆者が考えるオンラインプログラミングスクールのおすすめベスト3を紹介します。
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オンラインプログラミングスクールのおすすめベスト3【コスパ注意】
続きを見る
Webプログラミング習得方法プランと想定スケジュール(一例)
私が考えるWebプログラミング習得方法プランは、以下のとおりです。
一例として、フロントエンドサイドのWebエンジニア(Webサイト制作のお仕事)になり、すぐに開業するために必要最低限なスキルに絞ったキャリアプランです。
IT経験がない初心者の方でも大丈夫な【Webプログラミング習得方法のプラン】を紹介します。
【Webプログラミング習得方法プラン】
手順1:IT基礎知識
手順2:HTML・CSS
手順3:JavaScript
手順4:PHP基礎
手順5:WordPress
手順6:ポートフォリオサイト作成
手順7:個人事業の開業届を提出
手順8:営業開始
それでは、順に見ていきましょう。
手順1:IT基礎知識を習得
教科書的な本を通読してITの基礎知識を理解します。
初心者の方はまず一通りの基礎を学ぶため、何か1冊でいいので教科書的な本を1カ月以内に通読して、基礎知識を習得します。
手順2:HTML・CSSを習得
HTMLは、ウェブページを作成するために開発された言語です。
CSSとは、ウェブページのスタイルを指定するための言語です。文書のスタイルを指定する技術全般をスタイルシートといいます。
⇒動画でプログラミングを学べる初心者向けのプログラミングオンライン学習サービス
無料で学べるコースあり、平均1コマ3分なので、効率よく、飽きないで継続できる、筆者もこのサイトでHTMLとCSSを習得しました、とにかくわかりやすい。
まずは、このサイトの無料コースを受講してみて、自分にプログラミングの適性があるか、向いているかどうかを気軽に体験してみてください。
手順3:JavaScriptを習得
JavaScriptはウェブページにて複雑な機能をできるようにするプログラミング言語です。
上で紹介したドットインストール(>>Progateでも可)は、月額千円でリーズナブルにオンライン受講が可能です。
手順2がクリアできたら、検討してみてください。
手順4:PHP基礎を習得
Webサービスの開発で使われている、WebサイトやWebベースの業務システムを効率良く開発することができるプログラム言語です。
手順5:WordPressを習得
効率的にホームページのコンテンツを作成、管理できる仕組みを提供してくれるコンテンツマネジメントシステム(CMS)
WordPressを使うと効率的にホームページを作成することができます。
実際に自分で、ドメインを取得し、サーバを個人で契約して、WordPressをインストール、テーマは何でもいいので、自分のブログサイトを開設してみることをオススメします。
手順6:ポートフォリオサイト作成
案件獲得時の営業ツールとして、自分のWeb開発スキルをアピールするため、実際に自分で作成するWebサイトがポートフォリオサイトです。
営業開始後、案件を受注し実戦経験を通してスキルアップを図ります。
手順7:個人事業の開業届を提出
個人として開業するために、個人事業の開業届を最寄りの税務署に提出します。
届け出時に必要なのは、マイナンバーカードと印鑑で、手続き費用は無料です。
会社勤めのサラリーマンでも、届け出は可能です(税務署から会社に連絡がいくことは一切ありません)。
個人事業主が事業を開始するときに開業届を提出すると、
「青色申告で税制上の特典を受けられる」「赤字の繰越しや繰戻しが可能となる」「屋号での銀行口座開設や事業用クレジットカードの作成ができる」など、
個人が事業をする上で、経費を計上して節税対策ができたりなどさまざまなメリットがあります。
また、開業届を税務署に出すことで、これから事業を開始するための覚悟を持てるので、あなたのモチベーションを上げることができます。
手順8:営業開始
ポートフォリオサイトを使って、クラウドソーシングなどで全力で営業をかけます。まずは月5万円の収益を目指しましょう。
具体的には、LPサイト制作、コーポレイトサイト制作、WordPressの移行などのホームページ制作です。
ホームページ制作(Webサイト制作)を「ランサーズ」や「クラウドワークス」などで案件を受注して、収入を得るやり方が典型的です。
案件受注に慣れてきたら、自分でSNSを使って個人営業し、案件を獲得すればもっと高単価な案件が受注できます。
Webプログラミング習得の想定スケジュールは、以下のとおりです。
【Webプログラミング習得の想定スケジュール】
1カ月目 手順1:IT基礎知識
2カ月目 手順2:HTML・CSS
3カ月目 手順3:JavaScript
4カ月目 手順4:PHP基礎
5カ月目 手順5:WordPress
6カ月目 手順6:ポートフォリオサイト作成
7カ月目 手順7:個人事業の開業届を提出
7カ月目 手順8:営業開始
このプランは、プログラミングの学習時間が1日2時間で、1カ月60時間×6カ月=360時間は最低必要です。
まあだいたい400時間の学習時間が必要で、400時間を自分に投資することが出来ない人はプログラミングは諦めた方がいいです。
逆に言うと、400時間を注ぎ込んでがんばれば、初心者の方でも、誰でも6カ月ぐらいでWebエンジニアになることができます。
そうすれば7カ月目から開業届を提出して、営業開始ができるイメージです(多少個人差はありますがある程度の技術力は身につきます)。
プログラミングの技術を習得して開業しても、事業を安定して軌道に乗せるためには、だいたい2~3年の期間を要します。
冒頭のタイトルに、【急がないと手遅れに】と付けた理由は、
現役時代の時にプログラミングを習得し、早めに事業を開始して、安定して稼げるようなスキルと事業環境を獲得しないと、定年後に間に合わず、急がないと手遅れになるからです。
たとえあなたが今は未経験者でも、定年前の早い段階から準備を開始すれば、Webエンジニアを目指すことができます。
詳しくは、未経験でもWebエンジニアになる方法をご覧ください。
-
未経験でもWebエンジニアになる方法
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60歳定年前に準備するキャリアプラン
キャリアプランとして、60歳定年前の現役のうちに、副業でプログラミングの実戦経験を積み、定年後の就業につなげることを目指しましょう。
つまり、定年前の会社に勤めながら、オンラインでプログラミングの仕事を探して、副業を開始するのです。
実際に手を動かしてみることで、60歳定年後の仕事へスムーズにつなげることができます。
やってみると上手くいかないことや、障害となることが明確になるので、それを時間をかけて克服していけばいいです。
まずは、プログラミングが60歳定年後のお仕事として自分に向いているか、改めて確認するためにも、手を動かして始めてみてください。
60歳定年後はフリーランスのプログラミングが最強
60歳定年後は、フリーランスでプログラミングで収入が得られるようになると最強です。
フリーランスは、健康年齢さえ維持できれば、いつまでも働けます。
働くことは、ぼけ防止にもなり、健康年齢をさらにのばすことができます。
それに加えて、フリーランスは収入があっても、年金は減額されず100%年金が受け取れるのです。
繰り返しになりますが、年金が貰えて、フリーランスで別収入が得られるなんて最高です。
会社勤めは年金が減額や、支給停止されますが、フリーランスは年金が減額されないのが最大のメリットです。
これについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>IT業界で、定年後に備える、フリーランス開始のための最強のアクションプラン
プログラミングに限らず、定年前から副業を始めることで具体的な準備を進めることが、60歳定年後の円滑な就業につながります。
最後に
老後は思ったより長いです。
60歳で定年退職して、平均寿命は20年~30年
総務省の2018年家計調査によると、65歳以上の世帯の平均消費支出額は毎月約22万円です。
厚生年金の受給額は月額平均14万円、毎月8万円の不足、年間96万円の赤字です。
その差をどう埋めるか?
また、「老後破産」のリスクもあります。
「老後破産」とは、老後に年金だけでは生活できず、貯金も底をついて家計が赤字になった状態です。
日々の暮らしが立ち行かず、介護施設にも入居できません。
親類か子供の世話になるか、生活保護を受給することに。
厚労省が2017年(平成29年)に調査では、約214万人いる生活保護受給者の中で、65歳以上の割合は約97万人(45.5%)とほぼ半数です。
「老後破産」にならないために・・・
「老後破産」の対策は3つです。
- 貯金を取り崩す
- 金融資産、不動産から投資益を得る
- 自分で稼げるようにスキルを身につける(自己投資)
「貯金を取り崩す」といっても、国が認めているように、2000万円以上の貯蓄がないと安心できないと言われていますが、そんな十分な貯金がある世帯がどれほどいるのでしょうか。
「金融資産、不動産から投資益を得る」については、株式投資やFX投資などで、老後を支えるのに十分な投資益を得る人、潤沢な金融資産を持っている人は多くないでしょう。
不動産投資はそれなりの知識と経験が必要ですし、投資リスクが伴いますので慎重な対応が求められます。
このまま、何も準備しないで、60歳定年を迎えると、あとは貯金を切り崩すしかない生活が待っています。
ことさらに不安を煽るのは本意ではありませんが、何も考えないでいると、瞬く間に貯金は底をついて「老後破産」になってしまいます。
老後破産を避けるためにも、60歳定年前から自分に時間を投資して、「自分で稼げるスキルを身につける」ことで、老後に備えることが重要です。
60歳定年後も毎月10万円程度の収入が得られる副業スキルさえを持っていれば、貯金を減らすことなく、老後は余裕持って暮らせます。
さあ、あなたも自分で稼げるスキルを身につける準備に今から挑戦しましょう!
2022年1月追記
私は、2021年から株式投資を始めてみて、金融資産における株式投資に対する考え方を改め、その有効性を知りました(もっと早く知りたかった)。
老後に向けた資産形成のため、株式投資を始めてみることをオススメします。
ぜひ、以下の記事をご覧ください。
老後に向けて株式投資を始めよう!50代、60代からでも遅くはない
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老後に向けて株式投資を始めよう!50代、60代からでも遅くはない
続きを見る
どうしても新たにプログラミングに挑戦することに抵抗がある方は、「新しい挑戦は怖いけど、実はリスクなし、やってみるべき」をご覧ください。
きっと一歩を踏み出すことができます。
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新しい挑戦は失敗が怖いけど、実はリスクなし、とにかく行動してみるべき
続きを見る
ご質問、ご意見などありましたら、下記のcommentにご記入ください。
できるかぎり、ご回答させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。