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組織で生き抜くために

理不尽な上司に対する対処

2020年6月12日

理不尽な上司に困っている人
「上司から自分の非のないことで怒られたり、指示通りにやっているのに途中で違うことを言われたり、そんな上司に振り回されてストレスをためないためにはどうしたらいいのか?理不尽な上司との上手な付き合い方や対処法は?」

 

そんな悩みにお答えします。

これまで、中間管理職を20年以上やってきて、多くの理不尽な上司と接してきた自分の経験からお答えします(当然、すばらしい上司の方もたくさんいましたが)。

 

 

部下は上司を選べません

会社では、上司は部下を選べるが、部下は上司を選べません。
会社からの辞令ひとつで異動して、「はい、あの方があなたの上司です」となります。
まあ、よくある会社あるあるですね。

すばらしい上司なら何の問題もないのですが、これがクセのある上司、ワガママな上司、理不尽な要求をしてくる上司だと自分にとって大問題です。
中には心が折れて、メンタルがやられて、休職になるケースもあります。

 

上司への接し方の原則

いつも自分は、上司の言動から、上司の好み、上司の得手不得手を分析し、その上司が何を考え、何を求めているのかを予測する。後はその上司が求めていることを先回りして、手を打ち、行動します。

つまり、その上司の目指す仕事のやり方を体現する、実現させてやるのです。その行動がコンプライアンスに反しないかぎり、その上司の意向をかなえさせてあげることが重要です。

当然、その仕事の結果の責任は上司にあります。ただし、判断が間違っているとか、もっとよい対応がある場合は、上司に意見具申して、上司のプライドに配慮しつつ、再考を求めことをします。

日本の会社は、いや全世界の会社は、ピラミッド型組織です。原則、上司の命令は絶対です。方針が決まったら、そこに疑問は持たない。ただ、行動するのみです。

 

理不尽な上司の対処方法

たいがいそこまでやってやると、上司との関係性はそれほど悪くはならないはずです。

ただし、何をやってもいつもマウントを取って、クレームを付けてくる上司だと、かなり困ります。せっかく、いろいろしてあげても、朝令暮改でやったことがすぐ無駄になったり、一貫性のない指示出して、皆が混乱したりすると、さすがにやる気が萎えてきます。

こんな時は、上司の課題と自分の課題を分離することが重要です。上司の理不尽さは、当然自分のせいではない。つまり、自分の課題(自分が原因)ではないのだ。上司の課題だ(上司が原因だ)。だから、自分を責めることはしない、考える思考が大切です。

メンタルをやられる人の多くは、自分を責め始めます。それは最悪のパターンです。自分がアンコンロールな事には一切悩まないこと。これは、社会人誰もが皆身に付けなければならない能力だと思います。

 

どうしても理不尽な上司が許せない時は?

どうしても理不尽な言動をする上司が許せず、夜も眠れない時は、こう思いましょう。「あの上司は、お客様だ」と。お客様なら、どんなワガママや、クレームを言ってきても、「お客様だから仕方ないな」と諦めもつくし、切り離すこともできます。

理不尽な上司を同じ会社の社員、同じ仲間だと期待するから頭に来るのです。単なるお金を払ってくれるお客様だとビジネスライクに割り切れば、あまり腹が立たなくなります。元来、お客様はワガママなものだから。

実はこの考え方は、上司以外にも使えます。頭にくる同僚や、許せない部下、他部門の担当者がいたら、その人間は「お客様」だと思えば自然と気にならなくなります。

つまり、自分以外は全てお客様だと思えば、社内の人間関係は問題にならなくなります。お客様なんだから、わがままなのは仕方ないかとなります。

ただし、このお客様指向をやり過ぎると、単なる卑屈な人になってしまうので注意が必要です。どうしても平常心が保てないときに、この考え方をメンタル的なテクニックとして使って欲しいです。

 

自分と他人の課題を分離するを理解するには?
 ⇒嫌われる勇気がおすすめです!

 

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