仕事がつらい、つまらない、今の仕事にやりがいを感じない
もっと、仕事にやりがいを感じたい!
今のやりがいを感じない仕事を続ける意味はあるのか?
やりがいのある仕事につきたい、探したい!
こんな悩みを解決します。
この記事を書いている私は、IT系サラリーマン歴20年で、これまで数多くの同僚、部下から悩みの相談に応じてきました。
その経験から、今回は「自分にとってやりがいのある仕事とは何か?」についてシンプルに説明しつつ、「今の仕事に問題があれば、やりがいのある仕事を探す、転職」のポイントについてお答えします。
この記事を読んでいただければ、今の仕事と自分を見つめ直し、将来に向けてどう行動すればいいのかを知ることができます。
結論から言うと、
- 仕事のやりがいは、人それぞれ、十人十色、他人と比較しないこと
- 「成果」、「待遇」、「将来」の中で、自分の許容範囲と何を優先させるのかを要因ごとに「やりがい」の視点で評価する
- 前向きに今の仕事を見直して、どうしても「やりがい」を感じないなら転職を考える
- 転職での仕事の選び方は、転職候補の仕事を「成果」、「待遇」、「将来」で評価して決める
●仕事のやりがいとは?
「仕事のやりがい」って何でしょうか?
逆に「仕事のやりがいを感じない」とはどんなことでしょうか?
いろいろな人と話をすると、だいたい「今の仕事に対して不満に感じている」ことに起因します。
じゃあ、なぜ「今の仕事に不満に感じる」のでしょうか?
それは、以下の3つの要因のどれかに分けられます。
仕事に不満を感じる要因3つ
- 成果
- 待遇
- 将来
自分が、仕事にやりがいを感じない理由、不満を感じる理由をハッキリさせましょう!
ここが重要なポイントです。次にひとつづつ見ていきます。
●仕事に不満を感じる要因3つ
・成果
成果とは、仕事を通して自分が得られるモノです。
それは、仕事のスキルと今後につながる経験であったり、人間関係における他者からの評価、お客様からのありがとうの言葉、会社に貢献できたときの満足感と人事評価、社会貢献の成果など、仕事を通じて自分が得られる、感じられる無形の報酬と自分の満足度です。
もっと簡単に問います。
仕事は楽しいか?
自分がやっていて楽しければ、それは自分の適性に合っていると言えます。
逆に楽しくなければ、その仕事は自分の適性に合っていないかもしれません。
でも、経験上そんなに楽しい仕事なんて、そうはないのが現実だと思います。
仕事はいろいろ複雑な仕組みで構成されているので、時には嫌な仕事も我慢して乗り越えて、それを自分の得意分野にし、それが楽しく感じてくる場合もあります。
ある程度、自分で努力するも必要です。それでも、どうしても自分の我慢の限界を超えるほど嫌であれば、それは仕事継続のノックアウト要因になるかもしれません。
社会や会社に貢献できて、承認称賛されているか?
一生懸命に仕事しても誰からも評価されない、社会や会社からも感謝されなければ、承認称賛もされない、それではやりがいを感じることはできません。
逆に、日々感謝されて、お礼の言葉をいただける場面が多ければ、多少待遇がそれほど高くなくても、やりがいを感じる仕事かもしれません。
例えば、介護、教師、結婚式場のスタッフなど。
・待遇
ダイレクトに仕事に似合ったお給料が貰えているか、休暇取得ができているか、などです。
勤務地などの通勤時間、テレワークや副業の可否などの制度もこれに含まれます。生計を立てる上で重要な要素です。
これも、もっと簡単に問います。
今の給料に満足しているか?
はっきり言って、お金のために仕事している人は多いです。
生計のため、子供の学費のため、インセンティブがないと、たとえ他の要因が満足していても、トータルでやりがいを感じることは難しいです。
・将来
将来もその仕事を続けていけるか?
仕事を通じて自分は「何を得て」て、それが自分の「将来」のキャリアにどうつながっていくのか。
これに対して、自分なりに満足感や安心感を得られている状態が、将来においても「やりがいがある」を感じられることになります。
将来の見通しがない業界や仕事だと不安ですよね。技術の進歩や世の中のニーズの低下により、消えていく業界、少なくなっていくお仕事を継続することは困難です。
過去には、ガソリンスタンドの店員さんや、駅の切符切り、証券取引所の場立人など事例は枚挙いとまがありません。
●今の仕事にやりがいを感じない?
・今の自分の仕事を振り返る
やりがいのない仕事を続けるべきなのか?やりがいのない仕事とは何か?
「仕事のやりがい」とは、3つの要因を全て満たしいる「やりがいを感じる」状態のことを意味します(下図の「仕事のやりがい要因」を参照)。
逆に言うと、この3つの要因のいづれかに問題があり、それが許容範囲からはみ出せば、その仕事に不満を抱き、仕事にやりがいを感じなくなります。
つまり、仕事のどこに不満を感じているのか?は、今の自分が3つの要因でどこに不満を感じているのかを知ることです。
「成果」、「待遇」、「将来」の中で、自分の許容範囲外の要因はどれか?
どの要因を優先させるのかで、自分の「仕事のやりがい」を総合的に評価します。
・今の仕事を改善できないか?
今の仕事に不満を感じている要因がわかったら、その今の仕事を継続していきながら、自分で主体的に不満の要因を改善できないのか?を深堀りしてみましょう。
前向きに、今の仕事を見直して、やりがいを阻害する要因を解決することで、「仕事のやりがい」を自ら作り出す努力も必要だと思います。
・今の仕事の意義を見直す
今の仕事の意義、重要性を客観的に見直してみてください。意外と世の中に貢献しているお仕事かもしれません。
自分の仕事の意味を見直してみて、仕事へのモチベーションを確認してみてはいかがでしょうか?それで解決できれば、今の仕事を継続した方がベターかもしれません。
・不満に思っている事を改善提案
もし、今の仕事で自分が感じている不満の要因に対して、前向きに改善できることがあれば、会社に提案してみることをおすすめします。
自分が主体的に環境を改善させて、不満の要因が解決するなら、自分も周りもハッピーだしWin-Winですよね。
●仕事でやりがいを感じないなら、転職もあり
それでもやっぱり、今の仕事に全くやりがいを感じられない、どうしても今の仕事に耐えられない場合は、転職を考えましょう!
嫌な仕事で、無理するとメンタルをやられて、心が折れます。
次のやりがいのある仕事を探すべきです。
転職での次の仕事の選び方は、先ほど上で説明した、「成果」、「待遇」、「将来」の3つの要因で評価して決めます。
その際、どの要因を重視して仕事を選ぶのか優先順位を明確にしておくことが必要です。
それが明確になっていれば、後は転職サイトに応募して、自分が重視する「成果」、「待遇」、「将来」の要因の内容を転職サイトの担当者に伝えます。
きっと、それに沿った会社を紹介してくれるはずです。
IT業界に強い転職サイト・転職エージェントを参考にしてみてください。
(IT業界以外の人はごめんなさい)
●まとめ
・今の仕事のやりがいを確認する
既に就いてる今の仕事について、「成果」、「待遇」、「将来」の視点でやりがいを評価する、不満の要因を明らかにします。
・仕事でやりがいを感じないなら、転職もあり
自分で職場の問題を改善する努力を試みるが、それでも仕事でやりがいを感じないなら転職を考えます。
転職での仕事の選び方は、「成果」、「待遇」、「将来」で評価して決めます。
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