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組織で生き抜くために

上司への報告における適切な頻度とコツ

2020年6月8日

仕事で上司への報告の頻度に迷っている人「組織の中で仕事をする上で、欠かせないのが、上司への報告です。どういった頻度で上司に報告したらいいのか?
上長への報告の適切な頻度ってなんだろう?」

 

こういった疑問にお答えします。

仕事の進捗状況や問題課題、トラブルに繋がりそうな事象などが発生したとき、上司に「報告」しなければならいことって、ありますよね。

しかし、日常、発生する細かいことまで、報告し過ぎて、「いちいち、そんなことを報告しにくるな!」と言われてしまい、どういった頻度で報告をするべきか、分からないという人も多いのではないでしょうか?

そこで、「上司への報告の適切な頻度」について、お話したいと思います。

 

仕事で報告は大事

報告の適切な頻度とは?

結論から言うと、適切な頻度は、これっといった明確な基準はありません。あくまでも、「個人の感覚」でしかないです。

ただし、私がいつも心がけているのは、自分が上司の立場に立って、上司が知りたいと思っていること、タイミングを自分なりに想像していつも報告しています。
上司へ報告をする頻度としては、自分でもちょっと「多すぎるのではないか」と感じるくらいが丁度いい思ってます。

細かいことでも逐一報告することで、上司からの信頼はむしろ高まります。すくなくとも、私が上司の立場だったら、そう考えます。
なので、自分が報告することに慣れていない人は、最初は、ちょっとしたことでも、報告しに行くのがいいと思います。そうすれば、徐々に報告をする適切な頻度が、感覚的にわかってきます。
こういうのって自分で意識して、実践してみないとわからないし、身に付かないものです。

 


報告のコツ

もし、あなたが上司から、しつこいと思われるのが気になるようなら、報告のコツとして、報告前に一言、「すみません、前にも報告しましたが」とか、「念のため確認ですが、」などの言葉をつければ、あまり嫌な顔はされません。

実はこれは、上司だけではなく、同僚、部下など周囲へのコミュニケーションにおいても同じことが言えます。
上司への報告、周囲へのコミュニケーションの頻度を上げることは、思い違いによるトラブルを未然に防ぐごとにもつながります。

今日からのアクションプランとして、上司への緊密な報告、周囲への積極的なコミュニケーションを意識してみてはいかがでしょうか。

 


【事例】佐久間信盛の追放は信長への報告不足が原因

戦国大名 織田信長の重臣に佐久間信盛という人物がいた。
天正8年(1580年)、時は戦国時代、大坂本願寺降伏後のことだ――。

本願寺攻めの総大将で、譜代中の譜代の家臣である佐久間信盛を信長はいきなり追放した。
当時、織田家において最大の軍団を任されていたNo2の佐久間信盛を、19箇条にのぼる叱責状をしたためたあげく、高野山へ追いやっている。

佐久間信盛にとっては5年ごしで大きな成果(本願寺降伏)をあげて褒められると思ったら、真逆の対応を取られたわけで、相当ショックだったのではないか。

その理由は諸説あるが、その原因のひとつに普段からホウレンソウ(報告、連絡、相談)が少なかったと言われている。
上司からすると部下が何をしているのかが、わからないことほど不安なことはない。本願寺攻めは長期間におよびなかなか実績が上がらない案件であった。

普段から状況を報告しない信盛に、信長は不信感を抱いたと思われる。いつの時代にも、上司への報告は重要だったのだ。

「自分はちゃんと仕事をしているから、上司に報告しなくても大丈夫」ではなく、そのプロセスも含めて仕事でのホウレンソウは、重要であることの一例を信盛追放は意味している。

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