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IT業界の仕事

成田空港でのバルセロナへ出国時のトラブル話

2020年10月15日

2018年11月6日~9日に開催されたVMware社のITイベント「VM world 2018 Europe」に参加するため、スペイン バルセロナへ出張した時の失敗談をお話します。

それは、成田空港から出国した2018年11月5日のできごとでした。

成田空港でのバルセロナへ出国時のトラブル話

私は11月5日11時30分発のロンドン経由のバルセロナ行きの飛行機に乗るため、余裕を持って朝8時過ぎに千葉市の自宅を出た。

成田空港には9時半に到着、すぐに空港のロビーで航空券をチェックインする

 

しかし、航空券のeチケット控えの予約番号を入れても、機械がなぜか受け付けない

近くのJAL職員に問い合わせると、確認しますとのこと

少しして、その職員が焦った顔して、「お客さま!」と駆け寄ってきた

俺「なんですか?」

すると・・・


そんなバカな、うそでしょ!?

JAL職員「お客さまのご予約の便は、成田空港ではなく、羽田空港の出発です」

一瞬時間が止まる、目が点になる

そんなバカな、うそでしょ!?

 

俺がネット予約したロンドン行きの便は、成田空港発ではなく羽田空港発?

なんとマヌケな、そんなのあり得ないだろ

改めてeチケット控えを見ると、便名の隣に確かに「HANEDA」と記載、マジか!

ローマ字の「HANEDA」を見落としてた(泣)

 

国際便なんだからてっきり、成田発だと俺は勝手に決めつけてた(汗)

たしかに若干の国際便の羽田発はあるにはあるが、まさか‥‥

この時の時間は9時43分

羽田空港発は11時30分、あと2時間弱しかない

どうするんだ?‥‥

 

すぐに羽田に行くしかないだろ

俺「成田発のバルセロナ行きで、今から別便は手配できないですか?」と往生際わるく聞くと

JAL女性職員「無理です、空きがありません、今から羽田へ向かって下さい!羽田には私から連絡を入れておきます、お急ぎください」

俺「わかりました、羽田へのご連絡よろしくお願いします」


タクシーで羽田空港までぶっ飛ばす

その瞬間、出発までの間やろうとしていたことが頭をよぎる

円をユーロに両替して、予約していた海外向けWiFiルータのレンタル受取るはずだった

今はそんなことしてる場合じゃない

 

現地ではカードで買い物できるし、WiFiなくても我慢すればいい

仕事なんだから、予約してる飛行機に乗ることが先決だ

搭乗口の階から到着口フロアへ駆け下りる

 

とりあえずタクシーだ、タクシー乗り場を見つけて走る俺

タクシーの運ちゃんへ

俺「羽田空港へ超急ぎでお願いします!11時半の飛行機です」

運ちゃん「お客さん無理だよ、今渋滞してるから東京方面の湾岸線は時間かかるよ」

俺「アクアラインは空いてるはず、木更津経由で行けるっしょ?」

運ちゃん「迂回でかなり距離あるからお金かかるよ」

今はお金より時間だ

俺「至急でお願いします」

運ちゃん「飛ばしてみるけど、覆面パトカーに捕まったらゴメンな」

 

運ちゃんかなり年配の方、65歳は軽く超えてる、大丈夫か?

それにしても何というムダな労力と費用

俺としたことが(汗)

いくらバルセロナ出張が気乗りしないとは言え、間違えるにもほどがある

とにかく運ちゃん急いでくれ

タクシーに乗り込み出発、既に9時50分過ぎてる

深呼吸して落ち着け、時間はある

まずは、この後のタスクを整理しよう!

 

最初に、予約してたWiFiルータの解約だ、グローバルWiFiに電話する

オペレーターに事情を話し、出発を羽田空港に変更したことを伝えると、羽田空港の窓口にWiFiルータの在庫があり、料金そのままで変更可能とのこと

なんという臨機応変な対応、すばらしい、グローバルWiFiは最高!

 

あとは両替か、羽田国際ターミナルのフロア見取図をネットで確認し、WiFi貸出窓口と両替窓口の位置を頭に叩き込む、空港で迷っている暇はない

そうこうしてる間に、タクシーはアクアラインに入る、さほど高速は混んでなく順調だが、時間は10時30分を過ぎている

 

運ちゃんはタクシーを飛ばす

平均120キロ、MAX140キロ、遅い車はがんがんテールテゥノーズ

堪らず前方車は道を譲る、こりゃ事故ったら完全に死ぬな

俺「あのー遅れてもいいですから、あまり無理しないでください」

運ちゃん「おう、大丈夫だよ👌」

ありがとう、運ちゃん

でも、俺は飛行機に遅れるのは嫌だけど、

死ぬのは、もっと嫌なんだけど・・・


ミッションインポシブルだ!

アクアラインの海底トンネルに入ると、車が混み出す、若干嫌な予感

羽田空港の国際線のターミナルは近年新設されたもので、タクシーの入り口が狭く混んでると時間がかかる

今日は平日昼間で道路は空いてる、やっと羽田空港に到着、11時ジャスト

 

タクシー料金3万8千円、うわぁ高い・・・

いちょう領収書をもらう

よく確認しない自分が悪いんだから仕方ない

 

運ちゃんに深く御礼を言って、あと30分

これから搭乗手続きと手荷物検査があるのに

俺はWiFiルータ受取と両替に走る、いける!

もうここからはミッションインポシブルだ

空港入り口から迷わずWiFiルータ窓口へ

運良く数メートル隣が両替所

もし、どちらかに団体の中国人が来たら終わりだ

祈る気持ちで、先にWiFi受取の手続きに入る

 

取扱説明は不要、機内で見るから早くしてと、WiFi窓口の職員に催促のプレスをかける

ここまでで7分経過

 

お次は両替へ走る、そこには中国人はいない

迷わず20万円一気にユーロへ

そんなにいるんかい?(結果的には必要なかった)

両替にも5分、出発まであと18分しかない


飛行機に間に合うのか?!

急ぎ機内持込ローラ付きスーツケースとビジネスバックを抱えて、出国口へ猛ダッシュ!

JALの有人窓口へ駆け込み、JAL職員へ搭乗手続きを依頼する

JAL職員に、「成田から移動してきて遅れてきた」旨を伝えると、

 

既に話しは通っていて、航空券は発券済み

さすがJAL! 円滑な連携プレーだ

 

JAL職員「成田から承っています、こちらへどうぞ、ここから先導の職員を案内に付けますので」と女性職員に先導されて、裏口みたいなところに通される

手荷物検査は列に並ばずに特別な入り口から即検査のショートカット、5分ぐらいで通過、出発まであと8分

ヒールを鳴らした女性職員の手際のいい先導で搭乗口まで早歩き、先導の職員について行く、まるでVIP扱い

単なる勘違い野郎なのに(笑、汗)

 

無事搭乗口について、飛行機に乗り込み席に着く、

時間は11時29分、間に合った、冷や汗の連続だった

あの状況でよく冷静にリカバリ対応できたなと

妙な達成感を感じる


反省

飛行機内の自分のシートに座り、やっと落ち着く

機内で、映画「ミッションインポシブル フォールアウト」を見ながら、「間に合ってよかった・・・」つくづく思った

タクシーの運ちゃん、JAL職員の方々に、本当に感謝です

 

でもだいたい、俺が最初からきちんとeチケット控えを確認していれば、こんなことにならず、

周りの方々にご迷惑かけずにすんだのに、と自分で自分にツッコミを入れた(泣)

よく慌てて飛行機に駆け込んで来る、だらしない人いるけど、まさか自分がなるとは・・・

 

eチケットの内容をよく確認しなかったことが敗因だが、

労を惜しんで事前にスマホでネットチェックインしなかったことも災いした

大いに反省させられたバルセロナ出張の始まりなのでした

 

皆さんも、航空券を予約するときは、出発する空港をよくよくご確認ください

終わり

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