インターネットWeb業界とは、WebページやWebサービスといった、Web上のシステム・アプリケーションをインターネット上に提供する企業の業界です。
結論からいうと、IT業界に転職を考えている人の選択肢は、インターネットWeb業界への一択と言っていいでしょう。
なぜなら、自分の努力が資産化し、将来マーケットの拡大が期待できる有望な業界だからです。
また、フリーランスとして独立することができるのも、この業界の魅力です。
今流行のインターネットWeb業界に興味があるんだが、どんな業界なんだろう?
転職を考えているが、よくわからないな・・・
こんなお悩みを解決します。
私はIT業界歴25年、システム開発・ITサービス展開など、さまざまなITの職種を担当してきました。
最近はインターネットWebのお仕事も増えてきて、インターネットWeb業界の勢いを日々感じています。
そこでの知見と経験からお話します。
将来が有望なインターネットWeb業界へ転職しよう!
みなさんがよく使うスマホの爆発的な広がりによって、今一番熱い業界は、インターネットWeb業界です。
下の表の「電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました」(2019年5月16日経済産業省)をご覧ください。
国内のEC市場が、18兆円に成長し、インターネットビジネスが拡大しています。
これは、インターネット上の市場が確実に成長していること示すデータです。
このアフターコロナ、ウィズコロナの状況にあって、eコマースやオンラインをつかったインターネットビジネスがますます主流になり、この拡大傾向は今後も続くことでしょう。
その時代の流れに乗って、市場が急成長し、急速に発展を遂げているのが「インターネットWeb業界」というわけです。
そんな将来有望なインターネットWeb業界ですが、他の業界からの転職は可能でしょうか?
結論は、20歳代であれば未経験者でも可能です。しかし30歳代であれば、多少経験がないと転職は厳しいです。
20歳代であれば、企業も育成するリードタイムを前提に採用してくれるでしょうが、30歳代だと即戦力を期待するからです。
また、インターネットWeb業界は若い業界なので、20歳代後半で責任ある地位に就く社員が多く、年下の部下を嫌がる傾向があるます。
インターネットWeb業界の職種
職種は大きく2つに分かれます。
- Webマーケティング職
- Web技術職
それでは、順に見ていきましょう。
Webマーケティング職
Webマーケターとも呼ばれており、今流行の職種です。
仕事内容
- Webを利用してマーケティングを行う仕事
- Webサイト(ホームページやブログなど)の分析(ユーザーの流入経路、離脱率、回遊率等)
- Webサイトの登録者数やPV(Page View/ページ閲覧)数の増加を図る
近年ではSNSを利用してユーザー接点を作り、より多くの顧客を創造し、顧客満足度を高めるための戦略を練ることも重要になってきています。
マーケティングに関する総合的な知識と、Web特有のの知識・知見も必要になる仕事です。
Web技術職
別名、Webクリエイターともいい、Webデザイナー、Webディレクター、Webエンジニアなどから構成されています。
求人需要が大きく、未経験者がプログラミング教室で技術を学んで入社する人が多くなってきてます。
この職種は成長性が高いので、未経験者はここでプログラマから始める方が増えてます。
Web制作の仕事内容
- HP(ホームページ)作成、LP(ランディングページ)作成
- クライアントサイト作成
- 自社メディア事業を展開支援
- 利用ツールはjQuay、WordPressがメイン
仕事内容に応じてさらに分類が分かれます。
Webデザイナー
Web制作において、配色やサイトレイアウト、フォントの選定といったデザインを担当
Webエンジニア
JavaScriptを用いたフロント開発、RubyやPHPを用いたサーバーサイドの開発
HTMLやCSSを用いてデザインコーディングを担当
Webディレクター
Web制作プロジェクトを監督する責任者、Webに関する豊富な知識を持ち、Webエンジニア出身が多い
Web制作はクライアントワーク中心で、待遇は会社によってバラツキがあります。
価格勝負の下請け作業が多い会社は、ブラックになりがちです。
できればスキル(技術力)重視の会社を選択することが望ましいですが、
最初はスキルを身につけるため、とにかくWebインターネット技術が学べる会社に入って経験を積むことをオススメします。
一度技術が身につけば、それを資産化して、どこでも転職が可能だからです。
場合によっては、フリーランスとして独立もできます。
パソコンとインターネットがあれば、どこでも仕事ができるので、フリーランスが多いのもこの業界の魅力です。
Web技術職について、もっと詳しく知りたければ、>>未経験でもWebエンジニアになる方法をご覧ください。
その他の関連サイト
以下に関連するサイトを載せておきましたので、ご参考ください。
IT業界へ転職を検討している人へ、IT業界の分類を理解しよう!
まとめ
今回は、インターネットWeb業界をシンプルに説明しました。
IT業界に転職を考えているなら、ぜひチェックしてもらいたい業界です。
アフターコロナ、ウイズコロナにおいても、オリンピック後に景気後退が起きても、
インターネット利用の影響を受けることはなく、むしろ拡大傾向にあります。
よって、その基盤を支えるインターネットWeb業界は、他の情報処理サービス業界に比べると、景気後退の影響を最も受けにくいでしょう。
どうせ働くなら、市場規模の拡大している業界を選択するのが、仕事をしていく上で優位であることは間違いありません。
というわけで、今回は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。